したいこと、し残したこと

あっという間に、という言葉を何回使った一年だったことか。
年齢とともに、年月が経っていくのが加速する。一年が一番長く感じたのは、小学生のときだと記憶する。特に５年生の１年は長かった。早く大きくなりたいな、と思っていた。大きくなったらあれもしたい、これもしたい、と感じていた。そして今、あれもし残した、これもし残したで、もうすぐ１年が終わる。こうして私の人生も、し残しばかりで終わるのか。
振り返ってみると、１年を通して、１１月は私の収穫の時だ。思いがけない仕事が入ったり、新しい人との出会いがあったり。エネルギーを使いつくして、その年を終わる、そんな感じの１１月。さあ、頑張ろう。少しでもし残しをなくそう。あれもできた、これもできた、もう思い残すことはない、そんは日は到底こないだろうけれど、あれもしたい、これもしたいという思いだけは、持ち続けたいものだ。