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蓮の花

今年は、例年以上に紫陽花で賑わう鎌倉。北鎌倉の駅から紫陽花で有名な明月院までの道は人、人、人であふれている。まるで「紫陽花祭り」の様相を呈している。
kenchoji lotus (320x240).jpgそんな中、打ち合わせで建長寺を訪れた。このお寺の静寂さは、いつも心を穏やかにする。唐門の前に置かれた蓮の花に目が釘づけになった。その色の鮮やかさが、禅寺の清楚な緑の中で一際目立つ。蓮の花は、仏教と深い関係がある。お釈迦さまの台座にも蓮の花が使われているし、蓮の花をかたどった落雁がお盆や法事でもよく使われる。蓮の花を育てているお寺も多い。
kenchoji I.I.international (320x240).jpg蓮の花は、泥水の中で育つ。泥水が濃ければ濃いほど、蓮は大輪の花をつけるという。それを人生に置き換えると、つらいことや悲しいことがなければ、人間は悟ることがない、立ち上がっていくことがないということをお釈迦様は教えている。美しい花を咲かせるためには、泥水が必要である、つまり、悲しみや苦しみが人間には必要であるという教えなのだ。「蓮の花」はその象徴ということなのだ。
花は私たちに生きる希望を与えてくれる。生きる意味を教えてくれる。どんなにつらくても悲しくてもがんばらなくっちゃ!家の「蓮の花」、今年は大輪の花を咲かせるだろうか?そのためには、私にはもっとつらい修行が必要そうだ。
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